バーチャルオフィスで法人クレジットカードを作るために知っておくべきたったひとつのこと

今どき会社でもクレジットカードはあった方が便利です。
Google App EngineAmazonもクレジットカード決済です。スタートアップ企業にクレジットカードは必須と言えるでしょう。
個人カードで立て替えてもいいけど、毎月経費精算面倒です。


前回、バーチャルオフィスでジャパンネット銀行の口座をなんとか開設 - Startup Realityの通り、ジャパンネット銀行の口座を作りました。
ってことは法人カードも作れるんじゃないの?ってことで、作ってみました。
前回は、不在者通知を取りに行って、郵便局に行ってと、面倒なことをしましたが、実はもっと非常に簡単にできましたので、それを書きたいと思います。

法人カードどれにする?

そもそも法人カードなんてものの知識は全くありませんでした。銀行口座を作ったときに、個人カードとは違い銀行では作れないということすら初めて知りました。


法人カードはどんなのがあるかというと、有名なのはアメリカン・エキスプレスとダイナーズみたいなんですが、高い!(だいたい年会費1万から3万くらい)
ちょっと調べたら、三菱UFJニコスUFJ Cardビジネスカード(VISA・MasterCard)年会費1,312円で安そうなので、これでいいやーと申し込みました。


しかし、今ブログを書くために再び検索していたら、ライフカードコーポレート年会費0円だと!!みんなこっちにするといいんじゃないですかねー(ToT)
と思ったけど、必要書類に「決算書(原則2期分)」とか書いてありますね。スタートアップじゃ審査通らないかもしれないですね。
UFJニコスはうち通ったんで、きっとみんな大丈夫だと思いますよw


さて、気を取り直して手順です。

1. オンライン入会申込

UFJ Cardビジネスカード(VISA・MasterCard)のオンライン入会お申込みをクリックします。

可能なら自宅に直接送って欲しいので、懲りずにまた一応電話で聞いてみます。
「登記簿謄本と別の住所に送ってもらえませんか?」
「できません」
ああ、そうですよね。

うちの会社は電話番号ないので、会社の電話番号欄には自宅の電話番号を入れておきました。

2. 申込書の送付

1週間くらいすると申込書が送られてきます。
オンラインフォームに入力した内容が既に記載済みの申込書が送られてくるので、必要書類(確か登記簿謄本)を詰めて、代表印とか押して送ります。
ここから審査が始まるんだと思います。

3. 辛抱強く待つこと1ヶ月

1ヶ月くらい全く音沙汰がありません。(実は一度電話が自宅住所がちょっと不思議な住所なので本当に合ってますか?と)
そろそろ電話をかけようかと思ったところに、担当者の住所確認の郵便が自宅に届きます。(たぶん本当にその住所にその人がいるかの確認)
そしてまたしばらくすると、ついにバーチャルオフィスにUFJニコスから転送不可の簡易書留が届いたとお知らせが。

4. 再配達という技を使う

不在者通知のやり取りに代わる非常に簡単な方法はこれです。再配達。郵便局には再配達という技があります。同じ住所に再配達することはしょっちゅうしていましたが、違う住所や他の郵便局に再配達することもできるんだそうです。
転送不可というくらいだから別の所に再配達なんて無理だろうと思っていましたが、なんとできるそうですよ。


先にバーチャルオフィスから不在者通知に書いてある追跡番号だけ聞いておきましょう。
配達のお申し込み受付から申し込みます。
フォームに入力しますが、配達先のところがポイントです。
「自宅」「ご近所様に配達」「勤務先に配達」「支店のゆうゆう窓口、または郵便局の窓口でお受け取り」「他の支店のゆうゆう窓口、または郵便局の窓口でお受け取り」から選ぶんですが、ここで「勤務先に配達」を選びます。(基本自宅で働いているから正しいよ。嘘ついてないよ。)
後は元々の送り先と再配達先(自宅)を入力します。


ドキドキしながら、待っていると、到着しました。
ピンポーン
配達員「ここに印鑑ください。」
俺「はい。」
配達員「宛先間違いないですよね?」
俺「はい。大丈夫です。」
配達員「はい。どうぞ。」


ん?これだけ?
あの、僕が本当にその会社の人間かとかないの?不在者通知を郵便局に持って行ったときは免許証のコピーとって名刺も渡したんですけど。
追跡番号知ってたら、誰でも取れちゃうんじゃないですか?怖いなー。これは配達員の教育が悪いのかなんなのか・・・。


というわけで
バーチャルオフィスに転送不可の郵便が届いても、再配達でいけますよ。
という話でした。これでバーチャルオフィスでもネットバンクも法人カードも大丈夫です。
でも、本人確認は強化してほしいなあ。

「たったひとつのこと」ってタイトルつけてみたかったんです・・・