スタイリッシュなタグ入力を実現するjQueryプラグイン4選

Stack Overflow、Evernote、SimpleNoteなど、オートコンプリートの付いたスタイリッシュなタグ入力をよく見ますよね。
私もつけたくなったので、jQueryプラグインを探してみました。
オープンソースライブラリ選ぶときは更新が活発かも重視するので、最終更新日を比較項目に入れています。

jQuery Tags Input Plugin - XOXCO - Web and Community Development

  • 大文字小文字を区別しないようにできなかったり、バックスペースでの削除を確認ありにできなかったり、細かいところに手が届かない。
  • 最終更新:2ヶ月前
  • ライセンス:MIT

jQuery Tagit Demo Page (PHP/ThemeRoller)

  • タグの順番変更ができるのはこれだけ。
  • jQuery UIのテーマを適用できる。
  • タグにクリックイベントつけようとするとHTMLの構成上苦労する。
  • 最終更新:13日前
  • ライセンス:Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License

jQuery Plugin tagedit - Tageditor

  • タグ追加やタグ削除のイベントリスナーを登録できないので、試さずに選考落ち。
  • 追加済みのタグの編集ができるのはこれだけで、そこは目を引く。
  • 最終更新:5ヶ月前
  • ライセンス:MIT

jQuery Tag-it!

  • クリックイベントがあるのはこれだけ。
  • jQuery UIのテーマを適用できる。
  • 全タグの入れ替えメソッドがないのが惜しい。
  • 最終更新:4ヶ月前
  • ライセンス:MIT

結論から言うと私は最後に紹介したjQuery Tag-it!を使いましたが、一長一短です。
しかも、まだまだ他にもあるようです。皆さんもぜひ色々お試しください。

Lean Canvas(リーンキャンバス)を書くときの参考文献まとめ

Lean CanvasというWeb系スタートアップのビジネスモデルをビジュアル化するツールがあります。

元はビジネスモデルキャンバスと言って、先日かなり売れた「ビジネスモデル・ジェネレーション」という本で紹介されたビジネスモデルをビジュアル化するツールです。

Ash Mauryaさんがリーンスタートアップの考えを元にWeb系スタートアップ向けにビジネスモデルキャンバスを改造したのがこのLean Canvasです。「RUNNING LEAN」という本で詳しく解説しています。

弊社でもLean Canvasを使っているのですが、なかなか書くのが難しく、書くのに参考になる資料を漁りましたので、まとめておきます。

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Railsでi18n-jsを使ってJavaScriptの国際化

前はRuby on Railsアプリ内で使用するjavascriptでi18n APIを利用する - hrendohの日記のようにtoretore/babilu - GitHubを使っていたのですが、

DEPRECATED
This project is abandoned in favor of i18n-js:
https://github.com/fnando/i18n-js

と書かれてしまっているので、i18n-jsを使ってみます。

  • 指定したscopeのメッセージのみをJavaScriptファイルとして保存することができる。
  • 日付のローカライズができる

などbabiluと比べて進化しているようです。

基本的にはREADMEに書いてある通りですが、日本語の情報は見当たらなかったので、Rails 3.0.xで僕がやった設定を簡単に書いておきます。

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2011年を振り返ってみる - co-meetingとCrowyとコワーキング

PAX Coworkingの松田さん佐谷さんを真似て今年1年を振り返ってみます。
しかし、僕はものすごく記憶力が悪いので、全然覚えていなくて大変です。間違いあったらごめんなさい。

1月

未だ新会社でやるサービスが決まっていませんでした。1月初旬は確かパーソナルブランディングを支援するサービスを作ることを考えていました。Crowyでマーケティング、次のサービスでお小遣い稼ぎ、さらに次でプロジェクトごとにマッチングとか。でも、頓挫して新しいサービスを山ほど考え出していました。
この頃はYammerがメール投稿すると文字化けをするようになったので、Google GroupをYammer代わりに使っていました。1月は4人でメールを1700通以上とか頭おかしいw それからSkypeGoogle Docsも使っていました。そんな状態の私たちはグループコミュニケーションに非常に不満を持っていました。
そして月末に現co-meetingの初期コンセプトが生まれた。始まりは「ディスカッションツールは完成しているのか」という1通のメールでした。私たちの不満を解決する理想のグループコミュニケーションツール、それがco-meetingの始まりです。

2月

初めての記事「OAuth 2.0でWebサービスの利用方法はどう変わるか(1/3)- @IT」を書きました。懐かしいです。その後は残念ながら書く暇はありません。
2月は主に現co-meetingの仕様を考えていました。そして会社設立準備です。会社の代表印も作りました。しかし、このときはco-meetingという名前ではありませんでした。英語としておかしいというある人物の鶴の一声により、来月会社名は変わることとなります。

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Rails3のActionMailerを使ってAmazon SESからDKIM署名付きメールを送る

前回のAmazon SESでメールを送ったときにGmailでvia email-bounces.amazonses.comって表示されないようにするの続きです。今度はRails3のActionMailerで同じことをやります。

Gemfileに以下の記述を追加します。

gem "aws-ses", "~> 0.4.4", :require => 'aws/ses'
gem "dkim"

config/initializers/mail_setup.rbとかに以下のように設定してActionMailerを使ってください。
前回作った秘密鍵はconfig直下に置いています。

Dkim::domain            = 'co-meeting.com'
Dkim::selector          = 'ses'
Dkim::private_key       = open("#{Rails.root}/config/ses.key.pem").read

# Don't sign certain headers.
# See: http://docs.amazonwebservices.com/ses/latest/DeveloperGuide/DKIM.html
Dkim::signable_headers = Dkim::DefaultHeaders - %w{Message-ID Resent-Message-ID Date Return-Path Bounces-To}

# This will sign all ActionMailer deliveries
ActionMailer::Base.register_interceptor('Dkim::Interceptor')

ActionMailer::Base.add_delivery_method :ses, AWS::SES::Base,
  :access_key_id     => 'SES_ACCESS_KEY',
  :secret_access_key => 'SES_ACCESS_SECRET'

ActionMailer::Base.delivery_method = :ses

終わり。特に難しいことはなくこれだけです。

Amazon SESでメールを送ったときにGmailでvia email-bounces.amazonses.comって表示されないようにする

久しぶりの更新です。すごくハマってだいぶ調べたので同じことで悩む誰かの助けになればとまとめておきます。

Amazon SESを使って普通にメールを送ると以下のように受け取った側のGmailでvia email-bounces.amazonses.comと表示されてしまいます。

Gmailでは送信元アドレスのドメインとメールサーバーのドメインが違う場合には、ドメインを詐称してメールを送っている場合があるので、それをabc@co-meeting.com via example.comと送信元アドレスとメールサーバーのドメインを両方表示します。
これは格好悪いですし、スパム扱いされる危険性があります。

Gmailのヘルプ(Why am I seeing extra information next to the sender’s name? - Gmail Help)を読むと、SPFレコードを設定するか、DKIM署名を付けると、表示しないようにできるよと書かれています。
しかし、SPFレコードを設定するだけではだめのようです。なので、SESで送るメールにDKIM署名をつけてみました。

DKIMの詳細についてはこちら(電子署名方式の最新技術「DKIM」とは − @IT −)が詳しいです。今回は理屈は他の記事に譲り、とにかくSESでDKIM署名付きメールを送る方法を書きます。

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Crowyシールを作ったので、どこでどんな風に頼んでいくらだったかを公開します

最近はWebサービスといえばロゴのシールを作るのが定番です。
弊社のSocial Communication Dashboard Crowyもシールを作りました。(実は10月7日にリニューアルしてロゴも変わっています。)

しかし、実はシールって作るの難しいんです。紙の種類(アート紙、ミラコート紙、上質紙など)、ラミネート加工の種類(マット、光沢)、ハーフカット?、カットパス数?、オフセット印刷?、カット方法?、のりの種類?などなど選ぶことが多くて素人にはよくわからないのです。

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